国宝を観る

京博で開催される秋展・国宝を観るためのサイト

京都博物館で開催される国宝を楽しむため、出品される作品を独自に星付け。一言コメントあり。詳しい解説はリンクを参考に。

近世絵画

雪松図屏風 円山応挙筆

丸山応挙の傑作。三井財閥の至宝。日本橋にある三井記念美術館で陳列される時は奥行きのある部屋の一番奥に飾られる。それは、全景が素直に観ることができ、松の太さと圧倒的な躍動感が無理なく目に入る配置となっている。今回の陳列位置が楽しみである。 レ…

風俗図屏風(彦根屏風)

国宝の城は5つあり、松江城が認定されたのは記憶に新しい。その他には松本城、犬山城、姫路城がある。彦根城も国宝であるが、それ以上に有名なのがひこにゃん。ゆるキャラブームの火付け役であり、ひこにゃん見たさに多くの観光客が集まったは今は昔だ。た…

風神雷神図屏風 俵屋宗達筆

1969年、京都国立博物館で行われた日本国宝展でメインビジュアルを務めたのが風神雷神図屏風。国宝の中でもインパクトは随一。京博の近く、建仁寺の寺宝で、琳派形成のエポックメイキング的存在。 レア ★☆☆ 観たい ★★★ コラボ ★★☆ 琳派 期間 ⅠⅡ www.kyoh…

松林図屏風 長谷川等伯筆

等伯は小説にも描かれ、最近は展示会でも取り上げられた安土桃山時代の無頼絵師。銘家の狩野派に比べてバックボーンがほとんどないところから、のし上がり、きらびやかな絵を次々と生み出している。その中で、同作は水墨画。靄をうまく表現しており、近世水…

桜図壁貼付 長谷川久蔵筆

智積院は豊臣秀吉と縁が深い寺院で、その好みであった派手な宝物が残っている。なかでも桜図壁貼付は金箔のベースに満開の桜の大木が描かれており、青春ならぬ金春来るといったところだ。今回はこれだけの出品のようだが、国宝の楓図も負けず劣らず豪華であ…

夜色楼台図 与謝蕪村筆

派手さは全くない。夜色楼台図からはしんしんと降り積もる雪の音が聞こえてくる。日常生活の一部を切り取った構図で、無ではない。水墨による宗教画のような情熱の真反対の図である。 レア ★★☆ 観たい ★★☆ コラボ ★☆☆ 期間 Ⅳ artscape.jp

燕子花図 尾形光琳筆

ホームページのトップに掲載されている、すなわち同展示会の顔である作品である。国宝出品作200件ある中でイチ押しが、燕子花図 尾形光琳筆 ということになる。琳派展からの流れや、見栄えなどすべて総合すると同作品に落ち着くのだろう。 レア ★★☆ 観た…

近世絵画(予想)

金に彩られ華やかに仕上がった近世絵画は2次元芸術と宝物的魅了を併せ持ち権力の象徴。絵師にとっても予算を気にすることなく作品が作れるのだから、気合の入り方が違う。同分野は通期に渡っていろいろな作品を展示する配置となっていて、コラボ内容はⅢの長…

国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で、大まかに4期に分けて展示内容を変える。