国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【東博150年】観楓図屏風 狩野秀頼筆

花を愛でる習慣がある一方で、紅葉狩りの習慣が日本にはある。狩野秀頼は楓を愛でる人々(といっても高貴な人)を描いた。それぞれ派手でよそ行きの着物を着て、老若男女問わず楽しみ、生き生きしている姿を描いている。そこに色づいた楓と遠くに白化粧した山頂が薄っすら見え、冬を迎える前の最後の余興といったところ。

同時期に開催されている京都国立博物館の京に生きる文化 ―茶の湯―で公開された後に、東博150年展Ⅳ期に登場。京都で観るか、東京で観るか、両方で観るか。とても悩ましい。

レア★☆☆
観たい★★☆
コラボ★☆☆

公開時期:Ⅳ期

emuseum.nich.go.jp

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。