国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

凍雲篩雪図 浦上玉堂筆

岡山県立美術館で2月10日〜3月14日と短期間ではあるが岡山にゆかりのある国宝画家「雪舟と玉堂―ふたりの里帰り」が開かれる予定だ。国宝7点が出品されるようでぜひ行ってみたい。

浦上玉堂の国宝は凍雲篩雪図。川端康成が愛蔵していたもの。琴士、詩人、書家と多才だった玉堂は、とりわけすぐれていたのが水墨画家で、山水を主にした南画を残している。川端康成は国宝の池大雅与謝蕪村共作の十便十宜図も所有しており、その分野に肩入れしていたのだろう。川端康成記念会所蔵展で各地を巡回していたが凍雲篩雪図は期間限定での展示だったので観ることが出来ていない。ぜひ、見に行きたい。

レア ★☆☆

観たい ★☆☆

特別展 雪舟と玉堂 ――ふたりの里帰り (sanyonews.jp)

国宝拝観者たちの夢、千件越えをいつの間にか達成した。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標が完結した。 次の1100件は果てしなく遠いので、1050件を一区切りにしよう。