国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

本堂 金峯山寺

すっかりアップを忘れていた国宝。久しぶりに吉野の桜を見に行く。今年は早々と咲いてしまい、散り始めの桜吹雪を体感できた。
吉野に来たら金峯山寺は見逃せない。国宝の仁王門は修繕中。そのため、仁王さまは奈良博で展示。金峯山寺全体が大きいため、仁王の大きさが分からなかったが、博物館で見るとかなり大きい。高さ的には仏像館での展示はぎりぎり出来る大きさだ。しばらく、仁王様は奈良博で展示ということで仁王門もしばらく見ることができない。

もうひとつの国宝である本堂は蔵王堂とも呼ばれ、巨大で碧い金剛蔵王大権現3体を祀るために建てられている。秘仏ではあるものの、仁王門修繕のための大勧請を実施するため、定期的に公開されている。見るのは2回目だったが、前回訪れた時同様にエコバックや吉野杉で作った木札をもらう。外陣から権現様を正面から見て拝み、権現様の大きな厨子の周りの仏像たちを観覧。二つの道に分けられていて、なにげなく内側を通ると内陣で権現様の足元で拝むことができた。コロナ対策で個室に分かれていたので、気が済むまでじっくりと観察できた。再び大きな厨子の外側を歩くと、裏側の扉が開いていた別棟へ。最近流行りの新進気鋭の画家とのコラボが楽しめた。

メインの桜は下流で散り際とあって山を登る。ちょうど金峯山寺全体が見渡せる場所があり、写真を撮る。もうちょtっとピンクに染まった写真になるはずだが、時期を少し逸した。

 

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。