2020-08-03 御室相承記 仁和寺 国宝 書跡 観た 仁和寺霊宝館の名宝展での出品国宝では御室相承記も展示してあった。 仁和寺に住持された寛平法皇以来の歴代の門跡の記録で、鎌倉初期に出来上がったものだ。経典のような整然とした文字が書かれているのではなく、あくまでも歴史を残すために書かれたものなので、他の名宝に比べて生々しさがある。 前期に訪れたため、国宝の高倉天皇宸翰消息(後期展示)の附けたしの守覚法親王消息が展示されているなど、いつもより気合の入った展示内容となっていた。秋の三十帖冊子展も期待できそうだ。