2018年秋に東京国立博物館で行われた「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」にも出品されていた肥後定慶作・木造六観音菩薩像(6軀)、木造地蔵菩薩立(1軀)と国宝附として六観音像内納入経を一括で国宝指定となる。
大報恩寺の霊宝殿には、国宝指定を受ける仏像の他にも、千手観音立像や木造十大弟子立像(10躯)などを保管しており、鎌倉期の仏像の宝庫となっている。2018年の東博での展示会では快慶作に見とれた後、木造六観音菩薩像がそれぞれ単体で360度鑑賞できる展示となっていたことで大興奮したことを覚えている。
コロナ禍で国宝の本堂もしばらく見ていないので再訪したい。