国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

本殿 八坂神社

2024年はコロナ禍が落ち着いた久々の元旦となった。しかし、能登半島沖での巨大地震が起き、自然の恐ろしさを改めて思い知らされた。

ハレの日を感じるべく出向いたのは八坂神社。境内には沿道に所狭しと屋台が並ぶ。から揚げなどを揚げて酸化した油のにおいが充満する中、行列をゆっくりと歩く。2020年以来である。コロナ前と違う点は八坂神社の本殿が国宝へと指定が変わっている点である。国宝だからといってなにか変わる訳でもないが、何となく格が上がったように思う。夏の風物詩となっている祇園祭は八坂神社の祭礼で全国区の祭りであるが、初詣もかなりの人が来ていた。

本殿前は舞台もありかなり狭い。それでも参拝客は押し寄せるため導線がしっかりと決められている。普段はない飾りつけをした本殿へお賽銭を浄財して拝むとすぐ移動。国宝をじっくり見るのは普段の日に譲る。

国宝拝観者たちの夢、千件越えをいつの間にか達成した。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標が完結した。 次の1100件は果てしなく遠いので、1050件を一区切りにしよう。