国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

御影堂 知恩院

来年開催の展示会発表で浄土宗開宗記念の展示会の発表があった。いずれも国立博物館で春が東京、秋が京都、年が明けて再来年に九州で開催される(天台宗の展示会と同じ規模)。今年の前半にたくさん展示会で見た親鸞の師匠であたる法然上人が起こした宗派なだけに、見ごたえのある展示会になりそうだ。

それに先立ち、本山の知恩院では浄土宗開宗八百五十年慶讃法要が2023年10月2日~9日まで行われた。各大本山が仕切った法要で、行った日は清浄華院だった。普段は広々とした御影堂内だが、ぎっしりと椅子が並べれられて各寺院の檀家さんのプラカードを持った案内係が席に誘導していた。これから続く開宗八百五十年のイベントで普段は入れない場所や見れないものなどが出てきそうだ。

※同じ時期に京都教区の浄土宗の寺院が大特別公開をしていた(毎年10月に開催している)。そこで来年の公開は宗派の末寺を上げた企画を相談中との話を聞いた。こちらも楽しみだ。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。