2022-09-26 【東博150年】竹斎読書図 伝周文筆 国宝 中世絵画 周文は相国寺の僧侶で、足利将軍家に画家として仕えていた。現在の感覚からすると僧侶が画家というのはなんとなく違和感があるが、そもそも現代ですら画業で生計を立てるのは至難の業。そして、中世ではどれだけ才能があっても見出される機会は多くないので、禅僧で職を確立して画力が素晴らしかったことで登用されるのは理にかなっている。この周文の作品で確実な本物は見つかっていない。この作品も伝となっているが、多くの賛が作品の素晴らしさを物語っている。 レア★☆☆観たい★☆☆コラボ★☆☆ 公開情報:後期 emuseum.nich.go.jp