国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

太刀 銘助包

刀剣の秋がやってきた。

このところ秋の展示会で刀剣女子が大挙しそうな刀展が開催されてきた。コロナの影響もあって今年は刀剣女子も自宅待機かと思ったが、大阪でマニアックな展示会が企画されている。

大阪歴史博物館はNHK大阪と同じ建物内にあり、派手な展示会はそれほど企画されない。10月31日〜12月14日の期間に開催予定の特別展 「埋忠 〈UMETADA〉 桃山刀剣界の雄」の出品がマニアックでとても良い。まずは岩国美術館所蔵になって初めての貸し出しとなる稲葉江。数十年間、個人蔵で展示が全くなかったが、所有者が変わって岩国美で展示されるようになった。そして、個人蔵の助包も十数年ぶりの展示。大阪の個人蔵の刀剣はなかなか見ることができないので、この機会を逃すといつのことになるか。刀剣博物館 (1月9日〜2月21日) に巡回予定だが、コロナの影響がどうなるか不安なので早めに見ておきたい。

umetada2020-2021.jp

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。