2021年はコロナ後のニューノーマルが見えてきた年であった。 オリンピックの開催を1年延期したのと同様に展示会も延期されたものが次々と開催された。鳥獣戯画展を初め、三菱150年の至宝展、京の国宝と大型企画展がスライドして開かれた。中でも京の国…
今年の最後に見た国宝は両部大経感得図であった。奈良博の名画の殿堂展でも最後に飾られていたので締めるのにふさわしい作品である。 2メートル四方の襖絵となっているが、もともとは廃寺となった内山永久寺の須弥壇の建具で、曼荼羅の裏側に描かれていた。…
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