大阪府柏原市で見つかった日本最古の墓誌。668年に作られたとされる墓誌は銅製金属板の表面に86文字、裏面に76文字、計162文字を刻んでいる。短冊形状で長さ約30cm、幅が約7cmとプレートしてそれほど大きなものではない。相当古い(当たりまでだが)ので、墓誌の本体錆びているので、刻んでいる字はとても見えにくい。
内容は松岳山上に埋葬された人物の来歴と夫人とともに埋まっていること、だがらこの場所は聖域だと主張している。あまり三井家と関係がないように思え、秘宝のなかでは変わり種。五島美術館の西都原古墳群出土品と同様に、場違いな気がしてならないのは私だけでしょうか。