国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

金銅燈籠 興福寺

興福寺国宝館の豪華な彫刻群に埋もれて見逃しがちなのが金銅燈籠だ。

入り口から真っすぐ行き、ドン付きの左側にひっそりと国宝の燈篭がある。ちょうど奥ばった目立たない隠れた位置にある。もともとは南円堂の正面に置かれていたもので、南円堂創建当初の唯一の伝来品である。東大寺の国宝・金銅八角燈籠は現役バリバリで大仏殿の前に鎮座しているが、こちらはお役御免となり、ひっそりと余生を過ごしている。

余生を過ごしている国宝としては妙心寺の梵鐘が法堂内に安置されていたり、仁和寺阿弥陀如来三尊像が金堂ではなく霊宝館に安置されていたりする。ただ、観光客が来たら案内役が説明したり、目につく場所に保管したりしている。しかし、興福寺の金銅燈籠は、国宝館内にある他の国宝たちが現役バリバリの展示方法で目立つのに比べて、明らかにお役御免となっている。

国宝館が少し狭く(彫刻たちが大きいため)、金銅燈籠の展示に苦慮しての配置なのだろうが、できれば360度全方位で見ることが出来る展示にしてほしい。

国宝拝観者たちの夢、千件越えをいつの間にか達成した。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標が完結した。 次の1100件は果てしなく遠いので、1050件を一区切りにしよう。