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【東博150年】古今和歌集(元永本)

最初の勅撰和歌集。905年に醍醐天皇の命を受け、913年に選定された。撰者は紀友則紀貫之凡河内躬恒壬生忠岑の4人だった。そこで、壬生忠岑が和歌体十種の著作だとされていた時期もあるが現在は疑問視されている。

国宝の古今和歌集は仮名序と20巻すべてが完全にそろったものとしては最古の写本である。上巻巻末の奥書に元永3(1120)年とあることから、「元永本」と呼ばれる。紙を色とりどりに染め、中国風の雲母で刷りだし、その上から金銀などを巻いて仕上げた税の限りを尽くした書となっている。書としても優れており、藤原行成の曾孫、藤原定実の筆と推定される。

尾張徳川家、加賀前田家を経て三井家に伝来した名品中の名品である。

レア★☆☆
観たい★☆☆
コラボ★☆☆

公開期間 通期

emuseum.nich.go.jp

東博の国宝が2022年10月18日〜12月11日に開催。 150周年記念展のため、所有する国宝89件すべてを公開する。