国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

法華経方便品(竹生島経) 東博

竹生島にある宝厳寺は30番札所。平成25年から6年の歳月をかけて、国宝「唐門」及び重要文化財観音堂」「舟廊下」の保存事業を行っている。本来ならば今年には保存修理作業を終えているはずで、ぜひ再訪したい場所である。

滋賀県西武グループを作った堤康次郎の生まれ故郷であるため、西武ライオンズのキャラクターの入った交通機関近江鉄道やバス事業など)が目立つ。竹生島へ行くオーミマリンもライオンズのレオのマークが入っていた。

さて、京博には法華経方便品(竹生島経)が出品。法華経自体は個性的な文字で書かれていて、写経生が書いたものではなく祈念のために書いたもののようで、上質の紙に綺麗な装飾がされている。源俊房筆(松花堂昭乗の鑑定)とされているが確定的なことは不明。法華経8巻で一式とされる中で、唯一残っている方便品が東博所有のものとなっている。

 

レア ★☆☆
観たい ★☆☆

https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。