国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【神戸市立博物館】桜ケ丘遺跡出土品

年始のイベントでここ最近生中継されるのが西宮神社の福男。十日恵比寿の催事として開催されていたが、大々的なテレビ中継のおけげで、スポーツ的な催しとなっている。朝の開門直後に福男となるべく多くの人々が参道を駆け抜ける風景は1年の始まりが終わりを告げ、本格的な日常へ引き戻される。それまでは成人式が1月15日に開催されていたので、それまで年初めの雰囲気があったが、ハッピーマンデーによる月曜日が成人の日となってからは、福男にその座が譲られた感じがする。

さて、西宮から電車で十数分行った所にある神戸市立博物館ではボストン美術館の至宝展が開催されている。東京でも大好評だった展示会だが、神戸でもそこそこ盛況で人気の展示品には列が出来ていた。

それらを観終わった後は常設展示へ、とはいなかいようでこちらはガラガラ。導線的には2階の常設展入り口はすんなり行けて、その上国宝の桜ケ丘遺跡出土品の土器群がお出迎えしているのだから観ないのはもったいない。神戸市立美術館の建物が洋館である。西洋画を中心として特別展には雰囲気が非常にマッチしているが、神戸市の歴史を扱った常設展とは合わないのが問題かもしれない。

 

 

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。