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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【中将姫と當麻曼荼羅】綴織當麻曼荼羅 軸内納入文書 當麻寺

国宝の綴織當麻曼荼羅は修繕を終えたとはいえ、かなりボロボロ。大きさもかなり大きいので展示するにはスペース確保や劣化防止など気を使わなければならない。そのため、今回の展示には出品されていなかった。

代わりではないが、国宝附属品として軸内納入文書を展示していた。軸内に入っていた文章なので、それ単独で見ても国宝とは程遠い。それでも當麻曼荼羅の歴史を紐解くには重要なアイテム。これも頻繁に出品されることは余りない。企画展ならではの品である。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。