東博に常設されているイメージの強い国宝のひとつが総持寺の線刻蔵王権現像である。いつ行っても本館2階の13室金工部屋に展示されている。東博所有のものでないハズなのに、所有文化財以上に陳列されいる。
京博に場所を改めて観たのだが、残念ながら正面からしか観ることができない展示方法だった。360度見ることができる東博スタイルに比べると線刻をじっくり観察できたように思えた。
考古資料・歴史資料ゾーンは通期で展示するものが多く、伊能忠敬の地図や日記が入替となっている。2階の最後の部屋だったので、小休止的に派手さのないものが揃っていた。気合を入れ直して1階へ向かう。