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【東大寺】執金剛神立像

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法華堂には興福寺に匹敵するレベルの国宝仏像が安置されている。中心に据えられている不空羂索観音像を初め、金剛力士像、四天王像、梵天像・帝釈天像とどれも仏像彫刻として見ごたえがある。が、それ以上に圧倒される大きさが目を見張る。3メートルから4メートルの巨体がずらりと並ぶ姿は圧巻。興福寺の仏像群は人の大きさより少し大きいぐらいで、現代ならばバスケかバレーボールの選手を見たことあれば驚くことはない。しかし、3メートルを超える人は見たことがないが、東大寺の廬舎那仏の大きさをもってすれば、それでも小さいのかもしれない。

さて、主役は執金剛神立像で、特別開扉の時しか見ることができない。不空羂索観音立像の真後に安置されていて、大きさは成人男性ぐらいの大きさなので、堂内では一番小さい。やはり頻繁に公開されていない分、彩色が残っており制作された時は派手な色が塗られていたのだと想像できる。東大寺では金剛像が守り神としていたるところにあり、発注者である東大寺の僧たちは筋骨隆々とした像がお好みなのだろう。

東博の国宝が2022年10月18日〜12月11日に開催。 150周年記念展のため、所有する国宝89件すべてを公開する。