国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

四天王立像 多聞天 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺の各仏像が修繕期間に入っている。その為、修繕の前後で展示されることが増えている。山奥にある寺院なので気軽に見に行けないのでありがたい。全部の修繕が終わった後に、寺院へ一度は見に行きたい。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期

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春日大社本宮御料古神宝類、金地螺鈿毛抜形太刀、菱作打刀 春日大社

春日大社からは前期に毛抜形太刀・平胡籙・金銅尖矢・水晶鏑矢・蒔絵弓(沃懸地牡丹文)・蒔絵弓(松喰鶴千鳥文)、後期に山水蒔絵琴、金地螺鈿毛抜形太刀、菱作打刀が展示される。最近出来た国宝殿はスペースがそれほど広くない。今回の展示物の数ぐらいが納まるサイズなので、京都にミニ国宝殿が出張したぐらいの規模となる。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期(入れ替えあり)

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雲中供養菩薩像 平等院

総勢52名の菩薩オーケストラの2躯が展示。平等院では半数の26躯が常設展示されているので、会いに行けるアイドル集団でもある。仏像は立像にしろ、坐像にしろ、人々を導くため地に足をつけた重量感がある造りとなっている。一方で雲中供養菩薩像は彫刻で浮遊感を出している。土に還る仏教より、天に召されるミサの方に居そうな集団である。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期

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ポルトガル国印度副王信書 妙法院

中国から持ち込んだものが国宝になっていることはよくある。しかし、ヨーロッパから持ち込まれたものの国宝指定はあまりない。その一つがポルトガル国印度副王信書。 聚楽第で、関白だった豊臣秀吉が謁見した時に受け取ったもので、豊国神社に伝わったものが廃社の際に妙法院へと移った。

レア ★★☆
観たい ★★☆

後期

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虚空蔵菩薩立像 醍醐寺

2015年、醍醐寺所蔵の重要文化財聖観音菩薩立像が、調査と研究でにより、尊名と伝来が判明。あらたに虚空蔵菩薩立像として国宝指定された。最近の指定される国宝では、補修や学術調査などで来歴が証明されて、改めて指定を受けることがよくある。しかし、名称が変わっての指定替えは珍しい。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期

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東宝記 東寺

東寺百合文書が一次資料の収集であるならば、東宝記は東寺の歴史をまとめた歴史書である。寺に関することが中心ではあるが、その時代に起こった出来事なども分かる。東寺で行われる特別展によく展示されている国宝だ。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期(入替あり)

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五智如来坐像 安祥寺

京博に鎮座されて数年が経つ。安祥寺の五智如来坐像はいまや博物館の顔的な地位になっている。周りにどんな彫刻が展示されても金色の輝きが絶対的存在感を醸し出している。 

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期

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国宝拝観者たちの夢、千件越えをいつの間にか達成した。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標が完結した。 次の1100件は果てしなく遠いので、1050件を一区切りにしよう。