国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2019-08-21から1日間の記事一覧

【京都名品展】花鳥図襖 狩野永徳

大徳寺の塔頭寺院、聚光院にある襖絵。数年前に聚光院で狩野永徳筆の福間絵を公開したことがある。寺院自体の公開もほとんどない中で、すべて本物をはめ込んだもので、当分見ることができない企画だった。 そんな特別な公開イベントではなく、襖絵のみの公開…

【京博名品展】風神雷神図屏風 俵屋宗達

日本美術のキラーコンテンツで、俵屋宗達の風神雷神図屏風。誰が観ても金箔のゴージャスさと風神雷神達の浮遊感と間抜け面でインパクト大の作品だ。 墨による雲の描き方がたらし込み手法が特徴で、自然に任せた仕上げが、まさに神の手として絶妙のスパイスと…

類聚古集 龍谷大学

龍谷の至宝展は龍谷大学380周年記念の展示会。西本願寺の向かいにある龍谷ミュージアムで行われている。入場料金が企画展の価格500円と安いにも関わらず、大谷探検隊が収集したものや西本願寺から龍谷大学へ所有が変わっている秘蔵の品が陳列されている。 な…

【京都名品展】釈迦如来像(赤釈迦) 神護寺

今回の寄託名品展では神護寺所有の国宝が多く出品している。ゴールデンウィークに神護寺で行われる虫干しの定番ばかりだが、博物館で観るのもなかなか良い。虫干しだとガラスのない直接に観ることができて、つい手を合したくなるが、ライティングは博物館の…

【京都名品展】伝源頼朝、伝平重盛

二階の肖像画エリアは神護寺の伝源頼朝像と伝平重盛像。人気の作品で、五月のゴールデンウィークには虫干しのため、神護寺で観ることが出来る。 普段は京博に寄託されていて、肖像画の名品であることは間違いない。ただし、この肖像画が足利尊氏と直義兄弟で…

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。