2024年10月11日、大阪市立美術館がリニューアル工事を終えて本格的な企画展の開催を発表した。
その名も日本国宝展。
開催時期は2025年4月26日から6月15日で、後援が公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、国宝展見たさに来阪する人が続出しそうだ。(国宝展チケットを見せたら万博チケット割があったら夢洲にも行くかも)
ただ、すでに奈良博が祈りをテーマとした国宝を110件集めた展示会の開催を発表。京博も日本の美の企画で国宝クラスを展示する見込みだ。厳しい環境下にある大阪市立美術館の国宝展の全貌を大胆予想する。
すでに解説文にて
・金印「漢委奴国王」
・新潟県出土の火焔型土器
・狩野永徳の「唐獅子図屏風」
・尾形光琳の「燕子花図屏風」
が展示予定が発表されている。
また、主催が大阪市立美術館に加えて、読売新聞社、文化庁、NHK大阪放送局。特別協力で京都国立博物館、皇居三の丸尚蔵館となっていた。
ここから導き出せる公開品の選択傾向が
- 2017年に開催された京博の国宝展が参考になる
- 三の丸尚蔵館と文化庁の国宝は確保
- 大規模な国宝展としては公立館として初ということで、他の公立館の協力が得られそう
- 万博を盛り上げるため地元の大阪の協力は必須
- 読売新聞の紡ぐプロジェクトで修繕した文化財の協力がありそう
約130件の国宝展示との発表だが、2017年国宝展に出ていた京博所蔵や寄託品がラインナップの中心になりそう。三の丸と文化庁の国宝は数が少ないので大半を展示。土偶群や発掘品は公立館所蔵が多いのでかなりの数見ることができそう。
問題は大阪にある国宝。大胆予想としては個人蔵(某工具メーカー!)の刀が週替わりで展示となれば大サプライズ。毎週通うことになるがそこまではなくとも、法人所有の刀の展示がありそう。読売新聞の修繕文化財はどこかで公開されるはずなので、この展示会がベストタイミングとなる。
2025年のゴールデンウィークは三都美術館国宝巡りで決定。