尾形光琳の作品で国宝指定を受けているのは3件。そのうち2件が日本国宝展に出品される(MOA美術館所蔵の紅白梅図は1月24日〜3月11日まで同館で展示予定)。
大阪市立美術館と光琳の関係としては、長男・寿市郎の養子先の小西家が保管していた「尾形光琳関係資料」を現在所蔵しているということで縁が深い作家である(今回の展示会に参考出品される)。
八橋蒔絵螺鈿硯箱は伊勢物語の第九段、三河国八橋の情景を豪華に描いた硯箱で、燕子花に厚手のアワビ貝、葉と茎が金の蒔絵を使っている。板橋は腐食させた鉛板を使用することで草花を強調できる仕上がりとなっている。
期間:ⅢⅣⅤⅥ
レア ★☆☆
観たい ★☆☆
コラボ ★★☆(光琳コラボ)