2018-02-04 【仁和寺展】高倉天皇宸翰消息 国宝 書跡 観た 高倉天皇は平家全盛期に8歳で天皇に即位。20歳で安徳天皇へ譲位した。そして譲位した翌年に亡くなった。まさに時代にほんろうされた天皇である。その唯一の宸翰が仁和寺の寺宝として展示されている。 1178年11月13日にのちの安徳天皇が生まれた喜びを書いたものである。その3年後に崩御し、平家の凋落へと続く。これを記した時がこの世の春だったのかもしれない。