国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【運慶展】無著菩薩立像・世親菩薩立像

普段は興福寺の北円堂にいる無著菩薩立像・世親菩薩立像が東京へお勤め。北円堂では結界の中には入れないので近くでは見ることができない。また、位置が決まっているため、全体を眺めるのは至難の業であった。

近くで観ることができる東博では、指先の血管まで観ることができた。お堂内では他の仏像との対比で、それほど大きく感じなかった立像だが、実際は2メートルあり単独で観るとバスケットボール選手ぐらいあった。高さだけでなく、体つきも精進料理だけでは成り立たない筋骨隆々感がある。無著菩薩に至っては、顔がヤンキース田中将大投手に見えるため、一流アスリート感が半端なくある。

 

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。