2025-03-18から1日間の記事一覧
伊藤若冲筆の動植綵絵は超国宝ではあるが祈りというテーマとは離れていそう。だが、若冲が10年の歳月をかけて完成させた絵は相国寺に寄進するためであり、釈迦三尊図と合わせて飾ると、まさに祈りのための図となる。展示されるのは雪中鴛鴦図と大鶏雌雄図…
東博所蔵の十六羅漢像から第八尊者と第十六尊者の2幅が展示される。羅漢は悟りを開いた修行者のことで、釈迦から遺言を託され、羅漢になった十六名の弟子たちを描いている。もともとも我々と同じ祈りを捧げていた人が羅漢へと変貌した、いわば祈りの成果を…