国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

山科西野山古墓出土品

以前は出土した地域から中臣氏が被葬者とされていた。しかし、研究が進んで2007年に坂上田村麻呂の墓だと裏付けられた。歴史の教科書に載り、誰もが覚えた人物だがつい最近まで真の墓のありかが分からなかったということが驚き。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コ…

金銅威奈大村骨蔵器

球体の容器で骨蔵として使用されていた。球体の表面に被葬者の来歴が書かれていて、飛鳥時代の貴重な資料としても価値が高い。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期 www.kyohaku.go.jp

崇福寺塔心礎納置品

現存していない寺院の納品物。飛鳥時代に奉納されたもので、状態そのままに盗掘に合わなかった貴重な品である。嵯峨天皇が立ち寄ったとの記述がなければ忘れられた存在のままだったかもしれない。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期www.weblio.jp

宮地嶽古墳出土品

宮地嶽中腹に、大規模な石室が発見され、そこには約300点の宝物が発見された。そのうち、十数点が国宝にしていされるぐらい貴重なもので、地下の正倉院と言われる。神社にはその他、大注連縄、大太鼓、大鈴の日本一の大きさのものがある。 レア ★☆☆ 観た…

国宝 ついに開幕

ついにこの日が来た。待ちに待った国宝展が開幕。美術展では今年一番の入場客数になるのは必至。観たいものばかり、観るべきものしか展示されていない。 レア ★★★ 観たい ★★★ コラボ ★★★ 国宝 期間 10月3日~11月26日 kyoto-kokuhou2017.jp

荒神谷遺跡出土品

出雲は神話の地である。神話になるためには何かしらの根拠が必要となる。出雲大社がその根拠であり続けた。ところが1984年に大量の銅剣が発見された。神話ではなく太古の王国の根拠となった。大量青銅器が陳列されるのは圧巻(今回どうなるか)。 レア ★…

金銅透彫鞍金具一具 誉田八幡宮

誉田八幡宮は応神天皇を主祭神とする神社。応神天皇は仁徳天皇陵に次ぐ大きさの天皇陵の大きさに眠る(とされる)。その天皇陵から発見された鞍金具。精巧な細工で御物とならなかったため、国宝となれたのだろう。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 通期…

平原方形周溝墓出土鏡

邪馬台国九州論。当時の資料が正確な位置を示していないため、未だにどこにあったか分からない。そんな中、九州説支持が根強い。大陸に近く、朝鮮経由で異国文化の入口としてない話ではない。また、同時代の出土品が裏付けになるまでには至っていない。 レア…

金峯山経塚出土品

金峰山から出土した経の破片。願いを叶えるに土に埋めるのは幼稚園から変わらぬ人の習性だろう。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅠⅡ www.narahaku.go.jp

金銀鍍宝相華文経箱

仏教において経典は重要である。その経典を保管するために入れる箱も重要にある。金銀で細工された箱から出された経典を読む。儀式には高い格式が必要だ。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅢⅣ C0081709 金銀鍍宝相華唐草文経箱(模造) - 東京国立博物館 …

金彩鳥獣雲文銅盤

こちらは漢時代の銅盤。細かな文様が入って儀式などに使用されたと思われる。三国志の時代より少し前に作られたようで、銅鐸を作っていた倭国との技術の差は歴然だ。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅠⅡ 金彩鳥獣雲文銅盤 文化遺産オンライン

金銀錯狩猟文鏡

中国・戦国時代の鏡。金属で模様を刻んだものでは最高傑作の部類。キングダムの時代に作られたものだと思うと感慨深い。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅠⅡ 永青文庫美術館

墨蹟 無学祖元筆

建長寺の第3世で円覚寺の開祖は、鎌倉仏教を仕上げた人物。厳しい禅寺修行を体現した無学の書は生真面目で力強くしっかりとした字で書かれている。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 Ⅰ www.weblio.jp

墨蹟(易元吉画巻跋) 馮子振筆

千利休がこの墨蹟を褒めて、切ってはならないと助言した書。横長で床の間に合わなかったと言われるサイズ感とともに楽しみたい。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 Ⅰ後 tokiwayama.org

ポルトガル国印度副王信書

国宝に認定されるのものは国産のものだけではない。海外産のものでは中国産が多いが、西洋のものは珍しい。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ 期間 ⅢⅣ ポルトガル国印度副王信書とは - 国指定文化財等データベース Weblio辞書

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。