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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【親鸞】教行信証 坂東本 親鸞筆 本願寺

2023年は親鸞聖人が 誕生して850年の年となる。親鸞は日本最多級の信徒を抱える浄土真宗の開祖で、当時としては、いや今の時代でも長寿とされる90歳まで生きた。その生涯と教えを紹介する展示会・親鸞 生涯と名宝が京都国立博物館で3月25日から5月21日まで開かれる。

長生きした人生は波乱万丈で、師匠である法然とともに時の権力者に目をつけられ、罪人として還俗させられ、越後に流罪させられ、関東、東海と転々とする中で、信念を布教していく。晩年に京都へ戻り、教えを記したものが教行信証である。

教行信証は60歳代で京都に戻る前から書き記し、80歳代に加筆・修正をした親鸞直筆の信仰を体系化した書跡である。国宝の坂東本以外の西本願寺本、高田本が初めて集結する点も見どころである。

 

レア★★★
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コラボ★★★

通期

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国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。