国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

四天王像 浄瑠璃寺

先日行った浄瑠璃寺の主役は九体阿弥陀仏で、それを守護する四天王像は2体のみが現地にいた。で、調べてみると琉球展開催時は東博浄瑠璃寺広目天像が本館で展示されていた。しかも写真撮影OK。現地ではできなかった激写をしまっくった。

浄瑠璃寺では堂内がそれほど明るくなく、入り口近くに飾り気もなく四天王像が置かれている。そのため、九体仏に目が行くと見逃してしまう扱いとなっていた。それに比べて、東博では写真の通り、1本立ちした彫像で、他に比べても十分魅力が伝わる展示となっている。

平安時代の作品で、鎌倉時代に慶派の奈良仏師が大活躍する以前の彫刻ではあるものの、かなりリアルに作られている。羽衣の空気感は抜群で、見た瞬間に勇ましさが伝わってくる。彩色もこの時代の仏像の中では残っているほうで、浄瑠璃寺で大切に保管されてきたことが見て取れる。

東博の国宝が2022年10月18日〜12月11日に開催決定。 東博150周年の展示会が無事開催されることと観に行くことができますように。 (できれば展示替えを少なくしてほしい)