2022-04-04 古備前正恒 文化庁 国宝 観た 金工 東博の本館ではジャンル分けされた展示が行われている。この中で刀剣のカテゴリーでは国宝が1~数点出品される。2022年春は文化庁所蔵の古備前正恒が展示されていた。文化庁分室が東京国立博物館にある。 正恒は平安後期の刀工で、古備前派を代表する名工である。正恒の特徴は刀身の元の方が幅広く、切先に近づくにつれて細くなる形状だ。ほかの刀と比べて、それほど長い訳ではないが、大振りに見えるのは古備前の迫力からかもしれない。結構な頻度で展示され、毎年のように見ている気がする。