助真は備前の刀工で一文字派に属する。備前国福岡に住んでいたことから福岡一文字とも呼ばれる。福岡と言えば、いまだと九州北部・博多がある地域を想像する。この想像は遠からず当たっており、関ケ原の合戦後に黒田家が入封した際にゆかりのある備前国福岡から城名をとったことが起因となっている。
助真は文永3年(1266年)頃に相模国鎌倉山内へ移住したことから相州伝の祖となる。代表作は日光東照宮に伝わる徳川家康所持の太刀と同刀。紀州徳川家に伝来した由緒正しき福岡一文字助真である。
レア★☆☆
観たい★☆☆
コラボ★★★(刀祭)