2021-06-10 講堂 唐招提寺 国宝 建物 観た 天平時代の建物として境内に残る唯一の建物が講堂である。平城宮の「東朝集殿」を移築・改築した。金堂の真後ろにあるため、入り口からは全く見えない。後ろに回ると横長の建物が現れる。開放感ある建物で、講和するにはとてもよい。 本尊は弥勒如来坐像で、菩薩であることが多い弥勒が悟りを開いた弥勒様である。厳しい戒律の中で修行するため、心が折れない様に常に悟りを開いた弥勒様が見守っている。 金堂で人々を救い、講堂で人を導く。鑑真和上の教えが伽藍配置に息づいている。