国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

八大童子立像 金剛峯寺

高野山の霊宝館が2021年に開館100周年を迎える。それを記念して春から秋にかけて大名宝展が開催される。

目玉は運命作の中でも傑作中の傑作、八大童子立像が期間を通じて展示。超大型特別展示のみに出品される童子像が、年間を通じて見ることができるので、それだけで高野山へ登りたく。

期間は令和3年4月17日(土曜日)~11月28日(日曜日)で4期に分けて展示替えする。ただ、他の展示替えだと名品は短い期間の展示に終わるが、高野山は太っ腹。八大童子立像は上記の通り、三大秘宝である「聾瞽指帰」、「諸尊仏龕」、「金銅三鈷杵(飛行三鈷杵)」も通期で展示。さらには快慶作「孔雀明王像」も通期展示となっている。期間ごとの名品リストも必見で、今年の霊宝館は何度訪れても外れなし。

www.reihokan.or.jp

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。