国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

古今和歌集 巻第廿(高野切本) 高知県立高知城歴史博物館

土佐の高知は坂本龍馬で有名だが、古典で土佐と言えば土佐日記紀貫之が土佐から京へ帰る道中を綴ったもの。国宝となっている2点は前田家伝来のものと、大阪青山歴史文学博物館が所有するものである。

では、高知の国宝はと言うと、山内家伝来の古今和歌集である。高野切本は巻物としての完本が3巻あり、その巻第廿を山内家に伝来し、高知県が買い受けた。

この古今和歌集は年始に公開されることが多く、東博の松林図屏風(長谷川等伯作)のような扱いとなっている。

 

 

www.kochi-johaku.jp

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。