2020-06-02 古今和歌集 巻第廿(高野切本) 高知県立高知城歴史博物館 国宝 書跡 土佐の高知は坂本龍馬で有名だが、古典で土佐と言えば土佐日記。紀貫之が土佐から京へ帰る道中を綴ったもの。国宝となっている2点は前田家伝来のものと、大阪青山歴史文学博物館が所有するものである。 では、高知の国宝はと言うと、山内家伝来の古今和歌集である。高野切本は巻物としての完本が3巻あり、その巻第廿を山内家に伝来し、高知県が買い受けた。 この古今和歌集は年始に公開されることが多く、東博の松林図屏風(長谷川等伯作)のような扱いとなっている。 www.kochi-johaku.jp