西国三十三所は観音霊場の巡礼である。なので法華経の観世音菩薩普門品はこの企画にはなくてはならない。
長谷寺は山の上に本堂がある。ただ、そこまでの登廊は急ではあるが屋根のある階段となっている。単なる山登りと違い歴史ある階段と屋根を見つつ登ることとになる。派手ではないが装飾もあり、季節によっては階段脇に鉢に植えられた花々が置かれていることもある。本堂には巨大な観世音菩薩像があり、特別拝観時には足元で見ることができる。
歴史ある長谷寺には国宝として本堂のほか、銅板法華説相図、そして経典がある。経典は鎌倉時代に作られた装飾経で綺麗に飾って奉納されたものになる。金銀の輝きが現在まで残り、現代まで写経時の祈りが続いているようにも思える。
レア ★☆☆
観たい ★☆☆