京への入り口を守る寺院は東寺と西寺である。西寺は今は見る影もないが、東寺は平安時代から今日まで京を守護し続けている。ただ、鉄路は東寺の北に駅を作ったため、現在の感覚では東寺は京都の入り口にあるとは想像しにくい。(出口のイメージある)
おそらくは明治政府が京都駅を作るにあたって、東寺(真言宗)を入り口に据えないよう意図的に配置したのだろう。交通インフラの配置を変えるぐらい恐れられていた東寺。国宝も数多くあり、東博での東寺展は記憶に新しい。その東博に行けなかった居残り組ある梵天が京都市京セラ美術館にご来光する。東博のように、ぜひ360度の見仏体験できるようにしてほしい。
レア ★☆☆
観たい ★☆☆