国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

趙子昂書 与中峰明本尺牘 静嘉堂文庫

趙子昂は南宋末期から元にかけての文人画家。宋皇帝一族にも関わらず、元に仕えた。王羲之の書を学び、唐以来の伝統な画風を会得した。モンゴルの遊牧民が王朝を作ったことから、文化的素養を受け入れるうえで趙子昂は高い地位を得た。そんな趙子昂禅宗の構想である中峰明本に宛てた手紙が国宝となっている。激動の時代に加えて、体調不良や家族の死など事あるごとに悩みを相談。人間・趙子昂が窺える手紙となっている。

レア ★
観たい ★★

http://www.seikado.or.jp/collection/nationaltreasure/index.html

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。