国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

曜変天目 静嘉堂文庫

2020年も静嘉堂文庫美術館曜変天目茶碗がお披露目された。宋磁の名品を集めた冬の展示で、白地、黒釉、三彩、翡翠釉、青磁と様々な種類の磁器を展示している。

磁器の展示で、静嘉堂文庫の名品となると曜変天目をおいて他にない。昨年は国宝の曜変天目3つか別々の場所ではあるが近い時期に展示され、曜変祭りとなった。比較的に展示の機会が多い静嘉堂文庫のものは、この後三菱設立150周年とオリンピック・パラリンピック開催に合わせた文化事業として丸の内にある三菱一号館美術館での展示が控えている。夏の三菱グループが総力を挙げる展示会は混雑必死なので、じっくり、ゆっくり観たいのであれば今がチャンス。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。