国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

太刀 長船景光(号 小龍景光) 東博

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国宝刀剣保有数ナンバー1の東博。刀の展示コーナーは四半期ぐらいで入れ替えがある。入れ替え毎に違う国宝刀が展示されるので、特別展の開催に合わせて観に行くと、新たな刀と出会うことができる。(東博所有の刀だけでも大規模な企画展が組めそう)

刀工の景光鎌倉時代末期の人で、備前長船派のど真ん中の系譜を歩む名工である。その景光の傑作が小龍景光である。写真の倶利伽羅龍が特徴の刀で、作者と作られた時期が銘として刻まれている。来歴では井伊直弼も一時的に保有していたようだ。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。