国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【四天王寺】四天王寺縁起(根本本・後醍醐天皇宸翰本)

日本最初の官立仏寺である四天王寺。その宝物館が新春に公開されている。その中で、四天王寺の由来を書いている縁起は、大阪大空襲を免れて、現在までよく残った品だ。

宝物館は昭和のコンクリート造りで、保管庫に陳列棚を設けた感じ。聖徳太子関連の資料が多いと思っていたが、全体的に陳列数が限られているため、太子関連は十数点だった。もう少し太子を前面に押し立てた陳列でもよいと感じた。

四天王寺縁起は後醍醐天皇宸翰ということで朱の手形が押してあり、なかなかの威厳を醸し出していた。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。