法隆寺の東側は充実した建物群があり、観光客とひっきりなしにすれ違う。一方で、西側はひっそりとしている。三経院・西室ですらチラ見して引き返している人が多い。
最も西北の端にある西円堂は人がほとんどいないと思っていたが、さにあらず。どうも御朱印目当ての人が多いようで、それを待つ人が多かった。肝心の国宝の堂はこれもチラ見程度で、写経などを納めたものの変わりに御朱印を貰うのが起源で、拝みもせずにもらって効果があるのか甚だ疑問に思う。なにか、ポイントカードか、ポケモンGOなどの収集癖を満足させるツールになってしまっているが、それも現代的で仕方のないことだろう。