国宝展で200以上の国宝を観た。
日本国内でこれに匹敵する国宝を一か所で観ることが場所はあるか?それは東京国立博物館と法隆寺である。
東博は所有数国内最大級。定期的に国宝を公開することが仕事のような施設である。
一方で、法隆寺は建物だけで18件が国宝指定。自然に国宝を公開している。そのほかの寺宝を合わせると30件近くとなる。文明という意味で日本史の始まりは聖徳太子である。その聖徳太子信仰の聖地が斑鳩の地、法隆寺である。
皇室へ献上したものを含めると、国宝級の宝はまだまだ増える。法隆寺はそれだけ日本の始まりで重要な寺である。その入口である南大門はもちろん国宝。法隆寺駅から歩いて十数分にある法隆寺で一番初めにである国宝ではある。それにも関わらず、優雅にして壮観。これからどれだけの国宝が出てくるのか期待が高まるシンメトリーだ。