長いようで短かった特別展。8週間に渡った国宝展が本日をもってフィナーレとなる。次回、京都で国宝展があるならば、旧館とのコラボとなり、一度に観られる作品は多くなることだろう。ぜひ、その時は今回叶えられなかったコラボをいろいろ観てみたい。
その一つが池大雅の作品と同時代活躍した作品との見比べだ。個人的な出品予想では今回の国宝展へ一つは出てくると予想していた。しかし、来春の大型特別展が企画されているのならば、話は別である。日本画ブームがいつまで続くか分からないが、東博に比べて先鋭的な企画でお馴染みの京博だから、これからも特別展以外でも楽しませてくれるだろう。