国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

【国宝】孔雀明王像 東京国立博物館

Ⅳ期の楽しみの一つは孔雀明王像が2点出ていることだ。仁和寺東博所有のもので、2階に展示している。ただ、仏画と中国絵画とエリアが離れているので、往復して見比べる必要がある。

仁和寺のものは信仰の対象として、寺院内に掲げられたりしているためか痛みが目立つ。一方で東博所有のものは綺麗に保存されているため、制作当時の美しさがそのまま残っている。孔雀の羽の細かな描写はもとより明王の飾りなども観ていてほれぼれする。出来ることならば両明王像を隣同士で観てみたかった。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。