国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

漆工(予想)

漆工では厨子のみ用途が少し違うが、ほとんどが実用品の最高峰として作られている。箱や鞍など装飾品を除けばどこにでもある(あった)ものだ。漆でコーティングすることで長持ちさせることができる。つまりは高貴な方がオーダーメイドで長く使う目的で作った当時の最高傑作である。ただ、芸術の域を超えた傑作のみ国宝に指定されているので、実用することはない。現在発表以外では楽器類が入ってくるだろう。あとは法隆寺の傑作、玉虫厨子は順当に出品されるだろう。

出品発表作品

国宝 宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱 (仁和寺) 【 I ・II 】
国宝 梅蒔絵手箱 (三嶋大社) 【 III ・IV 】
国宝 籬菊螺鈿蒔絵硯箱 (鶴岡八幡宮) 【 III ・IV 】
国宝 時雨螺鈿鞍 (永青文庫) 【 I ・II 】
国宝 初音の調度 蒔絵十二手箱 (徳川美術館) 【 I ・II 】
国宝 千代姫婚礼調度 古今香箱 (徳川美術館) 【 I ・II 】
国宝 琉球王国尚家関係資料 玉冠(付簪) (那覇市歴史博物館) 【 I 】
国宝 琉球王国尚家関係資料 袷衣装 (那覇市歴史博物館) 【 II 】

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。