国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

太刀 無名一文字 山鳥毛

国宝っていくらで買えるの? そんな疑問に真っ向から答えを出したのが太刀 無名一文字、通称は山鳥毛。上杉謙信ゆかりの刀とあって、上越市が購入を希望し交渉していた。市の特別予算はもちろん、ふるさと納税や募金などを募って3億2千万円を計上し、交渉…

富貴寺 大堂

大分県の国東半島は修験道の研さんの場となっていたため、多くの寺院が点在している。今年は六郷満山開山1300年で、様々なイベントが開催しており、行くには絶好の機会である。しかし、本格的に寺院周りをするには本数の少ないバスしかなく、歩くにもアップ…

宇佐八幡宮 孔雀文馨

大分が日本の歴史上最初に注目されたのは769年の宇佐八幡宮神託事件だろう。 奈良時代、孝謙上皇は対立していた藤原仲麻呂を失墜させると、重祚により称徳天皇となった。その片腕が道鏡で、僧籍のまま太政大臣や法王の地位をあたえるぐらい寵愛した。そし…

臼杵磨崖仏

大分県の国東半島では密教の修行の場として多くの寺院が建っている。その中でも珍しいのが臼杵にある石仏群である。崖を磨いて作ったことから磨崖仏というそうだが、磨くというより削ったように見える。 臼杵磨崖仏が国宝に指定されたのは1995年で、磨崖…

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。