国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

2017-09-23から1日間の記事一覧

虚空蔵菩薩立像 醍醐寺

醍醐寺には10万点を超える美術・工芸品・密教美術などの寺宝を所有している。立像もその一つ。しかし、醍醐寺のお宝といえば桜だろう。満開に咲いたその風景は10万個の寺宝をもってしても変えることができない美しさだ。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★☆☆ …

梵天立像 唐招提寺

唐招提寺と言えば鑑真。鑑真と言えば唐招提寺と連想するぐらい、奈良にある寺院の中にあってもインパクトが強い。山門から見える金堂も優雅で、国宝の仏像群を見たはず名に記憶にない。雰囲気に飲み込まれずじっくり観察したい。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ…

銅板法華説相図

観音霊場33か所の一つで、強大観音菩薩や牡丹回廊など見どころたっぷりの長谷寺。その寺宝は、経や仏を銅板に仕上げたレリーフ。天武天皇の病気が治ることを祈念して作られたもので、伝承では686年に造られ、安置されたとされる。その頃から日本にこれほ…

禅機図断簡(寒山拾得図)

寒山と拾得は伝説の人物の名前で、禅にかかわる逸話を掛け合い形式で表現している。そのため、1場面ごとでも理解しやすく、床の間サイズにカットされた。 レア ★☆☆ 観たい ★☆☆ コラボ ★★☆ 禅機図 期間 Ⅱ 寒山拾得図 - e国宝

禅機図断簡(智常禅師図)

禅機図は5つに裁断されて、それぞれが国宝に指定されている逸品。その3点が出品される。残りは根津美術館と畠山美術館が所蔵している。数ある美術品を1件と数えることは多いが、もともと同じものが5件として国宝に認定される例は珍しい。それ程、貴重な…

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。