国宝を観る

国の宝を観賞していくサイト

国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

花下遊楽図屏風 狩野長信筆 東京国立博物館 

京都の一番よい季節は桜の季節だ。秋の紅葉もよいが、京都の冬は底冷えするため、春になる喜びは一塩であるためだ。また、春は田植えが始まる前で、昔の人たちにとって秋の収穫時期に比べ余裕があった。浮かれまくった世相を屏風で楽しみたい。

レア ★★☆
観たい ★☆☆
9/7~12

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木画経箱 東京国立博物館

皇室の至宝たちも出品。木画経箱は東博法隆寺宝物館で春先に展示されることが多い。デザインはひし形を箱の表面に張り付けていて、象牙と黒檀で意匠の強調を行っている。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
前期

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太刀 銘包永 静嘉堂

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三菱の至宝展が五輪と共にようやく開幕した。三菱財閥が誇る3つの展示館(+銀行の研究所)が所有している名品ばかりを集めた夢の展示会がついに始まった。

そもそもは三菱財閥が誕生して150年を記念した展示会ではあったが、コロナの影響で延期となっていた。身内で集めた品々を展示するのだから中止にはならないとは思っていたが、オリンピックが中止になったらもしかするかもとは想像していた。なぜなら、オリンピック憲章には「スポーツを文化、教育を融合させ」との文言があることから、文化面で三菱グループが総出で協力するため企画された面があるためで、151年目の開催となった。さすが、「三菱は国家(の礎)なり」と謳うだけはある。

三菱1号館美術館での開催で、この建物自体もジョアサン・コンドルの設計の洋館なので、それを観るだけでも目の保養になる。ただ、静嘉堂東洋文庫が所蔵する和洋・中華的な品々が立派な洋館に合うのかが心配だった。初めに三菱財閥を築き上げた岩崎家4代の紹介がプロローグ的にあり、茶器の名品がおもてなし。やはり、洋館と茶道具はそれほど相性のよいものではなく、三菱1号館では洋画の展示に限ると思いをよぎった次の間で考えが一変した。

三菱財閥が集めた刀と和と大陸伝来の書が展示。洋風の室内に光り輝く刀は要塞内に飾られた武器で高貴な人の収集に相応しい品である。書もまた洋風建築には必ずある書斎で目を通している感じになる。

前期のみの登場する国宝・包永は奈良・東大寺付近で、鎌倉時代の作品。太刀だったものを寸法調整しているので、現在は横並びの真ん中に展示される古備前高綱とそれほど変わらない大きさだが、茎の穴の位置から推測する元の大きさは迫力あるものだったことが想像できる。少し湾曲する刀と漢字文化の書の展示は海外からの来場があれば文化体験には最高の場所となっていただろう。

熊野速玉神社古神宝類 熊野速玉大社

熊野速玉神社古神宝類は貴族の信仰を集めたことから、いろいろなものが奉納されている。前期は桐蒔絵手箱・浮線綾丸紋様袍・小葵文様袷・小葵文様衵、後期は桐蒔絵手箱・小葵文様唐衣・海賦文様裳・雲立涌文様衵が展示される。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
通期(入れ替え)

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浅黄綾威鎧 厳島神社

同じ厳島神社所有の鎧ではあるが小桜韋黄返威鎧に比べるまでもなく非常に展示機会が少ない。綾威鎧が非常に珍しい形式で、数が残っていない。鎌倉後期の特徴なので、政権が室町幕府に変わったことを契機に旧世代の鎧形状となったのだろう。

レア ★★★
観たい ★★★
後期

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小桜韋黄返威鎧 厳島神社

大袖などを繋ぐひもに小桜の文様があしらわれているワンポイント可愛い系鎧。年1回ぐらいどこかの展示会に出ているので、鎧の中では移動が多い逸品。

レア ★☆☆
観たい ★☆☆
後期

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国宝は2017年10月3日~11月26日が会期で無事終了した。 この展示会に出ていない800件以上の品々も見ていきたい。