近鉄奈良駅から商店街を向けると奈良町に入る。繁華街からは離れた住宅地で、少し古びた街並みの中には飲食店もところどことあり、観光客もよく歩いている。
街中にはなるのだが、昔はこの場所すべてが元興寺の境内だったというぐらい名門寺院には国宝が4つある。ひとつは奈良博に寄託している薬師如来立像で、これだけは現地では見ることができない。そして、巨大寺院で会った名残りである極楽坊本堂は現役バリバリの建物である。内陣が中心にあり、360度すべてを観ることが出来る。なので外陣が回廊にみたてて歩くことができるので念仏を唱えながら周回する行道となっている。屋根瓦には飛鳥時代から使われている瓦もあるそうで、歴史の古い寺院なら。