国宝を観る

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国宝を楽しむため、いろいろ書いています。 勉強不足でも観れば分かる。それが国宝だ。

太刀 吉房 ふくやま美術館

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今年、国内屈指の刀剣を保有している小松コレクションが遺族の意向でふくやま美術館に寄贈された。国宝刀剣7本を含むもので、一気に国内有数の国宝ホルダー美術館となった。そして満を持して所蔵品展示の一企画として寄贈品の一部が展示された。
常設展示は310円。なのに国宝刀7本をすべて公開していた。特別展示会でよく見る銘左の国宝2振りをはじめ、重文の名刀を陳列していた。太刀吉房もあり、実用的なごつごつした刀身に荒々しい波紋が印象的だった。
刀の他にも国内、西洋の絵画、彫刻もあり、総合美術館としての収集にも怠りはない。備後の大都市である福山、駅前に城があるぐらいの印象だったが、国宝刀の西の聖地となった。

国宝拝観者たちの夢、それは千件越え。 毎年、国宝指定数が増えているので、容易にはなってきているものの、一つの目標である。 900件を超えた辺りから新規の拝見ペースが落ちているが、果たしていつ達成なるか。